UWC卒まいたけは伝えたい。

教育の平等性について考える->『地域間の情報格差の軽減に貢献したい』という思いから始まったBlog 誰かの新しい道の発見に繋がれば本望

【英語力向上の方程式】留学で英語はどれくらい身につく?

 

f:id:myfun:20190709205143j:plain

 

英語力向上のための留学で、一体英語はどれぐらい上達するのだろう…と考えている方、また、どの留学プログラムを選択すれば良いか迷っている方、こんにちは!

 

県立高校を中退しカナダの高校へ留学、そして無事卒業した、まいたけです。よろしくお願いします!

 

 

今日は、僕がカナダのピアソンカレッジという高校で過ごした2年間で感じた、英語があまりできない人の英語力の上達の方程式をお伝えしていきたいと思います。

 

英語はこれからの社会に絶対的に必要となりますよね!

 

 

上達度:どれくらい身につく?

 

 皆さんの疑問、結局留学してどれくらい英語ができるようになるの?と言うことですが、まず英語の上達度の側面からお答えしていこうと思います。

 

英語の上達に関わる要因

 

端的な答えとしては、英語の上達には絶対的に個人差があります。

 

ただしその要因には、大きく分けて2種類があります。

どうにもならない能力的側面と、自分次第で変化する環境的側面の2つです。

 

まず、英語の上達に影響していくその2つの要因を詳しく見ていきましょう。

 

1. 能力的側面

f:id:myfun:20190704142101j:plain

能力的側面というのは、単純に言う、生まれ持った(またはこれまでの人生でつちかってきたスキルのことです。

 

英語の上達に必要なもので思いつく例を挙げると、

などなど…

 

...ただし、僕は、これらの要因をパーソナリティー(個性)、と一蹴します。

なぜなら、これらを急激に変えることは難しいからです。

 

それでいいのです!

 能力的側面は、英語(に限らずとも)を学んでいる過程で成長します。

 つまり、問題になってくるのは、実質環境的側面のみなのです。

 

2. 環境的側面

f:id:myfun:20190709205043j:plain


 

環境的側面とは、自分で選択することができる自分周りの環境から受ける影響のことです。

 

よく、皆さんも、

語学学校に2年間言ったけれども、日本人の友達とばかり過ごし、少しも英語が上達しなかった。

などといった話を耳にすることがあるかと思います。

 

これがまさに、環境的側面に相当します。

 

どのくらい英語を話さなければいけない状況にあるのか?や、どれだけ英語が必然的に上達する環境にあるのか?ということですね。

 

これらの要因は詳しく考えると、

  • 日本人が少ない(または日本人とつるみすぎない)環境に身を置く友達がいる
  • 切磋琢磨できる、英語を勉強中の日本語ができない友達がいる
  • 勉強熱心な友達がいる
  • 授業などのレベルが簡単すぎずチャレンジングである
  • 面倒見のいい英語力の高い友達がいる
  • 日本にテレビ電話ばかりしない
  • ネイティブ、または英語がすでに上手い恋人♡をつくる

などが挙げられます

 

朱に交われば赤くなる、とあるように、いくら自分が高い理想を持っていても自分も周りの仲間が遊び呆けていれば、自分のレベルを保って努力することは難しくなって来ます。

それよりも、もとよりレベルの高い仲間が集まる環境に身を置いて、自分の限られたエネルギーを自分の理想を保つためではなく、より進歩していくために使う方が、建設的でずっと自分のためになりますよね。

 

ですので、留学にあたっては、環境的側面を十分に考慮する必要があるのです。

 

じゃあ環境はどうやって選べばいいの?

 

では留学先を選ぶ場合、何を基準にしたらいいのか?と言うことですが、簡単に参考基準のチェックリストを作りました。

 

どうぞ参考程度にご覧ください。

項目

→→→→→→→→→→→→→→より理想的

日本人の生徒数

多い→→→→→→→→→→→→→→→少ない

生徒の勉強意欲

低い→→→→→→→→→→→→→→→→高い

大学進学実績

低い→→→→→→→→→→→→→→→→高い

生徒の多様性

国籍の違い

小さい→→→→→→→→→→→→→→大きい

英語力の差

小さい→→→→→→→→→→→→→→大きい

経済力の差

小さい→→→→→→→→→→→→→→大きい

 

 

期間:どのくらいで身につく?

 次に、気になる留学の期間についてお話ししていこうと思います。

 

先ほどの話の能力や環境によってもちろん差が出てくることは当たり前ですが、だいたい留学を志す方の一般的な基準(英語の授業が好きで、中の上くらいの公立高校のテストでは80点以上が取れる)で考えていこうと思います。

 

僕の場合は、2年間の英語力の変化をグラフにするとこんな感じだったと思います。

(ちなみに僕の英語力は、英語が得意教科、クラスで1・2を争うくらいでした。とは言え、日本での甲乙はあまり大きな問題ではないと感じています。)

 

僕も伸び悩みもありながらの成長でした。

 

細かく留学の期間を分けて説明していきます!

 

1. 短期留学

2週間

実質、2週間程度ではほとんど英語の上達自体は見込めません

ただし、その2週間は、挨拶などの超基本的ネイティブの言い回しを聞いて覚えたり、実際に英語を学びたいという意欲を掻き立てるチャンスです。

 

なので僕は、今留学を迷っている人には、まず2週間程度の短期留学をオススメします。

 

僕も、中3の夏に北バンクーバー(カナダ)に2週間のホームステイの短期留学をしたことが、本格的に留学したい!といった意欲の原点となり、僕のその後の人生を間違いなく大きく変えました。

 

1ヶ月

1ヶ月も飛ぶように過ぎていくといってほとんど間違い無いでしょう。

現地での生活には慣れてきたものの、まだまだ多くの英語は聞き取れず、自分から話すことも単純なことばかり、といった状況が多いと思います。

 

ちなみに僕は、自分なら1ヶ月で英語がほぼほぼ話せ、理解できるようになると思っていたので、かなり落ち込みました(笑)

英語力の上達には、自分を過信し過ぎないこと(自分の適性評価)や、周りと比較して落ち込んだりしないこと、も大切となってきます。

こういったメンタル面の話は、また別の記事にもしようと思います。

 

3ヶ月

これはよく言われていることですが、3ヶ月過ごすと、英語はかなり上達してきます。

自然と耳に入ってくる英語が理解できるようになり、自分の意見を伝えることも比較的簡単になってくる時期です。

 

3ヶ月の留学は、そういった意味では程よい長さではあります。

しかし、ここからが、特に恋、友達づくりや、勉強(?)などの本番、生活が全体的に楽しくなってくる時期でもあるのです。

ここで帰国しなければならない、となるとおそらくかなり萎えると考えられます。

 

2. 長期留学

6ヶ月

6ヶ月の留学は、身になることも大変多いと思います。

3ヶ月の後は、英語力の成長は比較的緩やかになりますから、3ヶ月留学と能力的にはあまり差がないかもしれませんが、身についた英語力を維持する3ヶ月が余分にある分、学んだ英語がきちんと身につく思います。

 

1年

1年も海外で過ごせば、大変多くのことが吸収できるでしょう。英語力のみならず、現地の生活や文化の理解、加えて良い友達もできることと思います。

日常的な英語には困ることもなく、確実に自信につながると考えられます。

 

ただし、半年が過ぎたあたりから、一時期英語の伸び悩みを経験する可能性があります。

それにめげず、乗り越えてもう一成長できるのが一年留学だと思います。

 

2年

僕が経験したのは2年間の長期留学です。

ここまでくると、留学と言えばそうですが、がっつり現地で学んできた、といった感じになります。

(僕の場合は、現地の高校に通って卒業した、という感じです。)

 

僕の経験からお話しすると、1年目に比べて上達は遅いものの、確実に英語力は向上します。(より高度になります)

自分に自信もつき、大衆の中でも英語での発言に気後れしないほどには英語が身につくと思います。

帰国しても、英語の車内アナウンスから隣の外国人観光客の会話まで、自然と耳に入ってくるというくらいにはなれると思います。一生ものの友達や仲間ができ、自分の世界が日本を超えてグローバルに広がっていきます。

 

英語で本を読んだりリサーチをしたりすることが、すっかり自分の日常の一部になりました!

 

結論:英語力向上の方程式とは?

 

英語力上達=(環境)× √(期間)+(能力)

 

まず能力、環境、期間、の中で、第一に、環境が最も大きなファクターです。

 

期間は、長くなれば長いほど成長があり、もちろん上達度の重要な要素ではありますが、期間が与える影響は、時間経過につれて小さくなっていきます。

期間

√(期間)

1

1

4

2

9

3

16

4

 

そして最後に、能力は小さなアディション(付加)でしかありません。持ち合わせた能力の違いにより、上達の差はありますが、結果的には重視する必要がありませんね。

 


 

英語力がどのくらいの留学でどのくらい身につくのか、だいたいわかっていただけたでしょうか?

 

次回は、より英語の上達を早めるために留学中にできることについてお伝えしていきたいと思います。

 

皆さんも留学する時には、留学先の環境をしっかり選んでくださいね!

 

 

【世界80カ国を体験!】超グローバルなUWCピアソンカレッジってどんな高校??カナダ留学

 

f:id:myfun:20190704134136j:plain


海外の高校進学、またはサマーキャンプに興味のある皆さん、こんにちは。

 

カナダのUWCピアソンカレッジで高校生活を過ごしている日本生まれ日本育ち(=純日本産)のまいたけです!

今回は自分が通っているUWCピアソンカレッジについてご紹介したいと思います。

 

今日のポイント

  •  ピアソンカレッジはどんなところなの?

 

 

ピアソンカレッジって?

 

UWCピアソンカレッジは、カナダブリティッシュ・コロンビア州のビクトリアという町の郊外にある2年間のインターナショナルスクールです。

 

世界中から集まる200人の生徒が、ルームメイトとともに寮生活を送っています。IBというカリキュラムに基づいた2年間の高校生活ですが、勉強だけでなく社会貢献やアクティビティーが盛んで、それらを通じて自分の可能性を探っていくことのできる環境です。

意識が高くやる気のある15歳から19歳の生徒が、各大陸の80カ国から集まってきており、日常生活のなかで異文化理解を深めることができる地球の縮図のような高校です。

 

UWCピアソンカレッジは、その名の通り、UWC(ユナイテッド・ワールド・カレッジ)に属している18校の一つです。

UWCについて詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

 

 

ピアソンカレッジの正式名称は、Lester B. Pearson College UWC of the Pacificです。

ピアソンカレッジの公式ホームページはこちら ↓

 

 1つの村のようなコミュニティー

 

f:id:myfun:20190704135400p:plain

Google mapからの上空写真


ピアソンカレッジの在校生や卒業生の多くが、ピアソンを第二の家と表現しています。

ピアソンカレッジに通う生徒が、家族のような仲間を作ることができる理由は、ピアソンコミュニティーの特別さにあります。

 

ピアソンカレッジには5つの寮があり、40人ずつ、合計200人の生徒が住んでいます。

それぞれの寮には、ハウスペアレンツと呼ばれる寮を担当する家族が住んでいます。ハウスペアレンツは、生徒が困ったことがあれば相談したり、キッチンを借りたり、ただただ話をしたりすることができる、友達と親の中間のような存在です。

それに加えて、学校長を含めた約30人の教員やその家族がカレッジ内にある家に住んでいます。

朝から晩まで一日中友達と過ごすピアソンでの生活は、様々なバックグラウンドを持つ友達を理解し、強い絆を作ることのできる環境です。

 

また、ピアソンカレッジは山と海に囲まれているので、周りの町からは隔たれており、カレッジ自体が一つの村のように結びついているのです。

 

ピアソンでの仲間は、本当に自分の第二の家族です!

 

 

カレッジの目指すところ

 

ピアソンカレッジは、その名の通り、ノーベル平和賞の受賞者であり、カナダの元首相でもあるLester B. Pearson(レスター・B・ピアソンによって創立されました。

 

Lester B. Pearsonは彼のノーベル賞受賞スピーチでこう語っています。

How can there be peace without people understanding each other, and how can this be if they don't know each other?

 

(人々がお互いを理解することなくては、どうやって平和を樹立することができようか、ましてや人々がお互いのことを知らなければ、どうしてお互いを理解することができようか。)

 

 

Lester B. Pearsonは、世界中の若者がお互いのことを知り、理解することが国際平和への第一歩であるとし、ピアソンカレッジを、若者が国際的な相互理解をやしなうための場として創立したのです。

 

自然に囲まれた環境

 

f:id:myfun:20190325081943j:plain

湾に浮かぶ教室と桟橋

 

ピアソンカレッジの山と海に囲まれた珍しい立地も、そこに通う生徒たちの経験を豊かにすることに大きく貢献しています。

 

自分はMarine Science(マリン・サイエンス=海洋学)をIB科目の一つとして選択しています。この授業では、海に隣接する立地を生かして砂浜や干潟、昆布の森を船で訪れる、体験的な授業を受けることができます。

自分も、海洋学の最終試験を、カレッジが所有するRace Rock (レース・ロック)という島で、アシカやカモメとともに行いました。

日本では全く考えられなかった経験です。

 

他にも、生徒は、アクティビティーの一つとしてハイキングをしたり、ダイビングを学んだりすることができます。

 

天気のいい日には、自分はよく友達と周りの森を散策/探検します :)

 

 実際にピアソンに行きたい!

 

ピアソンで高校生活を送る

ピアソンカレッジでの2年間の経験は、自分の人生を大きく変え、将来の可能性を広げる助けになりました。

高校1年生の方は、ピアソンに限らずとも、絶対的にUWCに応募することを強くお勧めします。(ちなみに、UWCでは最大で返済不要の全額奨学金をもらうこともできます!)

UWCの応募に関して詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ

 

ピアソンのサマーキャンプに参加する

 

ピアソンカレッジでは、毎年夏にPSYL (Pearson Seminer on Youth Leadership) というサマーキャンプが行われています。

公式ホームページ(英語)はこちら


PSYL 2019は、7月14日から8月3日15歳〜18歳に向けて行われます。

ピアソンカレッジのキャンパスで、リーダーシップについて多様な側面から学ぶ貴重な3週間です。自分は参加したことがないので詳しいことは言えませんが、自分の親友がが昨年アニメーター(企画ボランティア)として参加しました。

I was so amazed by how much participants grew and change during the 3 weeks! (参加者たちが3週間で大きく成長して変わっていったのにはすごく驚いたよ!)

対象年齢の方はぜひ応募してみてください!

 

One Worldを見に来る

 

ピアソンではOne World(ワン・ワールド)というショーを年に1回ビクトリアのシアターで行なっています。 世界中の伝統的な踊りや歌などが全部一つに凝縮しているパフォーマンスです。

ピアソンカレッジは演劇やダンスに特化しているわけではないので、プロではない普通の生徒たちが作り上げるショーですが、世界にたったひとつのショーなので、毎年見にくるというファンもいるくらいです。

毎年3月ごろに行われているので、カナダ旅行のついでに足をはこんでみてはいかがでしょうか。

One World については、また別の記事で詳しく書こうと思います!

 


 

ピアソンカレッジでの生活は、何気ない1日でさえもが学びに満ち溢れています。普段は気がつかなくても、昔の自分とを比べてみると、日本にいた時の何十倍ものスピードで、日々成長していると感じています。

 

それでは今日はこの辺で!ありがとうございました。

 

ピアソンカレッジのユニークさが、少しでも伝わっていれば嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

【高校から海外へ!】世界80各国の仲間とともに学ぶ、UWCへの留学

 f:id:myfun:20190704135747j:plain

 

世界に出て勉強したい、留学したい、と思っているやる気のある中学生〜高1の皆さん、こんにちは!

 

地方県立高校から突然カナダのUWCピアソンカレッジに入学したまいたけです。

 

今回は、高校時代に、短期ではなくがっつり長期間留学したい!または、世界各国から集まる秀才たちと共にレベルの高い学校で切磋琢磨したい!という意識の高い中高生に、UWCというシステムをご紹介します。

 

UWCとは世界18カ国にある18校のインターナショナルスクールの総称で、ユナイテッド・ワールド・カレッジの略称です。

 

今日のポイント

  •  UWCのカリキュラムを知ろう!
  • 選考の大まかな流れとイメージをつかむ

 

 

 

UWCの教育システムは?

 

 

UWCは2年間の全寮制の高校です。日本で言うところの高校2年、高校3年生の2学年に当たりますが、海外の新学期は9月始まりなので、日本人の場合は高校2年の半ばから2年間UWCに入学する形になります。

 

UWCでは高校卒業資格がもらえるので、UWCを卒業すれば、日本の高校を卒業する必要はありません!

 

つまり、UWCに行くことは、高校生活を海外のインターナショナルスクールで過ごし、世界中からの仲間とともに卒業する、ということなのです。

 

まず聞こえが超かっこいい!(笑)

 

UWCの教育課程、IBって?

 

UWCはIB(国際バカロレア)と言う教育課程を導入しています。

一定基準を満たせば、UWCを卒業することでIBのディプロマを取得することができます。

 

このIBのディプロマは、世界的に高校終了資格として高く認識、評価されているので、世界的な大学受験に有利です。

 

IBでは、6つの分野から1科目ずつを選択して学びます。選択できる科目は各学校によって異なります。

 

IBのシステムは一見複雑なので、詳しくは、後にIBと『日本の教育課程の違い、それぞれのメリットとデメリット』という形で記事にしたいと思います!

   

UWCに行くためには?

 

UWCは各国に選考機関を持っています。日本の場合、経団連UWC日本協会がこれに当たります。

ですので、日本人の出願者は、この経団連UWC日本協会を通して出願することになります。

 

おおよその出願の流れをかる〜くご紹介します。が、毎年変わりますので正確なプロセスは経団連UWC日本協会ホームページにて確認してください。

日本協会ホームページはこちら→United World Colleges : UWC日本協会

 

選考の流れ

  1. 応募書類の記入、提出。:11月末、郵送
  2. 1次筆記試験(英語、国語、数学、小論文):12月上旬、東京/大阪
  3. 1次試験合格通知:12月、ホームページ掲載、メール
  4. 2次試験書類提出:2月、郵送
  5. 2次面接試験(個人日本語面接、個人英語面接、グループディスカッション):2月、東京
  6. 格通知:翌日、メール、ホームページ掲載 

 

どんな人がUWCに選ばれるの?

 1次筆記試験=学力調査

 

  • 国語 

  • 英語 

  • 数学 数Ⅰ+A

  • 小論文


これらの試験は、実際にUWCに行って、学習についていける力があるかの確認です。

IBは簡単な教育課程ではありません。ですので日本協会はUWCに行ってから、現地で挑戦しながらも学んでいくことができる人材を探していると思います。

 

2時面接試験=人間性

 

  • 個人日本語面接

  • 個人英語面接

  • グループディスカッション

 

ここでは1次試験では見られなかった人間性、やる気、積極性が見られます。

UWCに行って、他人を尊重しながらも、自分の意見をしっかりと伝えられるかどうかを見ていると考えています。

自信を持つことが重要です。

 

英語力

 

高校入試は中学で学ぶ内容で構成されていますよね。

つまり、当たり前ですが、高校入試の時に高校の教育課程が分かっている必要はありません。

 

それと同じく、UWCに行くにも、UWCで学ぶことが既にマスターできている必要はありません。

英語はUWCに留学してから学べることなので、試験科目の一つですが、帰国子女のようにずば抜けてできる必要はないのです。

ただし、英語が得意だと思っていた私も英語ではかなり苦労したので、英語が苦手な人は少し力を入れた方が良いと思います。日本の教育過程での基本の英語力は最低限として確実に必要です!

 


 

 自分がUWCに応募した時は、どんな人が選ばれるのなどは全くわかりませんでした。しかし、UWCで生活をしていて、どんな人がUWCに来るのかや、なぜ自分がUWCで学ぶ機会をいただけたのか、など選考基準に対しての大体のイメージがつかめたように思います。

これからも、もっと細かいことに注目してUWCを目指すのに必要なことを自分なりに解説していきたいと思っています。

 

それでは今日はこの辺で!ありがとうございました。

 

まだまだ知名度が低いので、UWCについて知っているだけでチャンスです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【留学の常識を超えた!】UWCピアソンカレッジの他の留学との違い

 

UWCday

 

 

初めまして、留学に興味のある小中学生の保護者の皆様、こんにちは。

 

UWCのカナダ校、ピアソンカレッジというインターナショナルスクールで、世界80カ国からの仲間と共に学んでいる18歳、高校3年生のまいたけです。

 

 

どうぞよろしくお願いします!

 

 

今回は、自己紹介も兼ねて、自分の通うユニークな高校の属するシステム、UWCについてざっくりと説明させていただければと思います。

 

今日のポイント

  •  UWCは今までの「留学」の観念とは違う!

 

 

UWCって?

 

UWCとは、United World Colleges(ユナイテッド・ワールド・カレッジ
の略称で、現在は日本も含め、世界17カ国にあるインターナショナルスクールがこのUWCに属しています。

世界155カ国以上から選抜された16〜19歳の生徒たちが、各国のUWCで2年間共に生活します。勉強・課外学習を共にすることで、国際的感覚を養い、異文化理解を深めることのできる環境です。

UWCと他のインターナショナルスクールの主だった違いをご紹介します。

 

UWCと他のインターナショナルスクールとの主な違い

  1. 生徒の多様性
  2. 英語力の完全サポート
  3. 海外大進学力
  4. 最大100%の奨学金

 

1. 生徒の多様性

 

UWCは、世界中から様々なバックグラウンドを持った生徒が集まるので、多様性のある環境となっています。

 

今年の自分のルームメイトは、オーストラリア人、カナダ人、カザフスタン人です。去年はアメリカ人、カナダ人、ドイツ人だったので”Room World War 2”(第二次世界大戦の部屋)などと冗談を言っていました(笑)

 

歴史や国際問題などのトピックでは、実際にその国の人と顔を合わせてディスカッションができることはUWCならではの醍醐味です。

 

2. 英語力の完全サポート

 

UWCでは、世界各国から生徒が集まるので、ノンネイティブが半数を超えています。そのため、生徒は、授業や課外活動において、語学学校に通っているかのような英語のサポートが受けられます。

また、生徒にもノンネイティブへの理解があるので、友達に助けられながら英語力を伸ばすことができます。

 

まさに英語を自分のものにする絶好の環境なんです!

 

3. 海外大進学力

 

多くの海外大学がUWCを高く評価しているので、UWCに行くことは海外大進学に有利です。もちろん学校側の受験のサポートも確実です。実際に、日本人UWC卒業生の約半数が海外大に進学しています。

 

高校から英語で勉強し、IBディプロマを獲得できることも、明らかに海外大進学の後押しとなっていますね。

 

4. 最大100%の奨学金

 

留学というとお金がかかるイメージがありませんか?実際、普通のインターナショナルスクールに通うとなると、かなり家計に余裕が必要となってきます。

それなので、自分も、海外で勉強したいとは思いつつも、金銭的な不安がありました。

 

それに対してUWCでは、経済状況の心配をする必要がありません。カレッジと家庭の経済状況にもよりますが、最大で返済の必要がない100%の奨学金をもらうことができます。家庭の経済状況によっては、旅費と生活費のサポートを受けることもできます。

 

この話を聞いた時は、正直そんなうまい話があるものか、と(笑)すごいですよね。

 


 

そんなこんなで、UWCピアソンカレッジで学ぶ機会をいただいて、日々人間的な成長を感じています。この貴重な経験を生かして、これから、UWCとピアソンカレッジや、私の経験に関する情報をグローバルな視点からお伝えしていければ、と思っています。

 

それでは今日はこの辺で!ありがとうございました。

 

あのまま日本にいたら全然人生違ったなあ。。。感謝あるのみです。