UWC卒まいたけは伝えたい。

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【UWC留学】UWCは帰国子女のあつまりって本当?純日本人卒業生の僕が語る。

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UWCでの留学に興味のある中高校生の皆さん、またその保護者の皆様、こんにちは。

 

純ジャパ(日本生まれ日本育ち)でありながら、第一志望UWCカナダ校ピアソンカレッジで2年間を過ごし、今年度無事卒業したまいたけです。

 

今日は、そんな僕が、自分自身UWCに行く前に気になっていたこととして、『UWC帰国生(帰国子女)ばかりなのか?』という疑問に答えていこうと思います。

同時に、UWC留学に求められる英語力についてもお伝えします!

 

UWCって何?という方は、まずこちらの記事をお読みください

mytake.hateblo.jp

 

それでは詳しく見ていきましょう!!

 

ちなみに、純ジャパ=純ジャパニーズ=純日本人、です(笑)

 

 

帰国生と純ジャパの比率ってどのくらい?

 

端的に言うと、UWCに行く日本人の中で、帰国生対純ジャパの比率ほぼ1:1です。

年によってばらつきはありますが、比率を考えて選考が行われるというよりかは、結果として毎年半々程度になっているのだと思います。

 

つまり、結論から言ってしまうと、帰国子女であるかどうかという事実は、UWC選考の合格には関係ない、ということです。

 

実際に合格にはどれくらいの英語力が必要?

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帰国子女であるか純ジャパであるか、つまり海外経験の有無はUWCの選考には関係ありませんしかし、UWC派遣生に選考されるには、それなりの英語力は必要です。

 

では一体、UWC派遣生として選考に合格するには、だいたいどれくらいの英語力が必要なのでしょうか。

UWC選考試験の傾向から、どんな英語力がどの程度必要とされているのか見ていきます。

 

UWC日本協会の選考試験

 

UWC日本協会の派遣生の選考では、一次選考として筆記試験二次選考として面接グループディスカッションがあります。

 

この中で、UWC日本協会が候補生の純粋な”英語力”をはかるのは、一次選考の筆記の英語試験二次選考の英語面接のみとなっています。

 

ではそれぞれの試験で、詳しくどんな能力が求められているのか見ていきます。

 

一次選考:英語筆記試験

 

英語の筆記試験では、まず英語の文法単語力などが試されます。

この試験では、解き進むにつれてだんだんと設問が難しくなる形式で、初歩の初歩から英検1級程度までと幅広いレベルの問題があります。

 

僕が試験を受けた当時は、自分がまだ見開き1ページ目を解いている最中に、周りの人がぺらっぺらっとページを次へとめくる音が聞こえ、非常に焦ったことを覚えています。

 

英語力の差があまりにも歴然で愕然としましたね。。。

 ただし!

 

そんな僕でも合格したということは、、、

 

英語は中学から高1で勉強する程度ができれば十分ということです。

学校で真面目に英語を勉強していて、英語が好き得意科目の一つである!というようならば大丈夫でしょう。

 

その上、一次試験の合否は英語に加えて国数と小論文の合計点で決まるので、英語が帰国子女レベルではないからといって、合否が左右されるわけではないのです。

また逆に、英語が抜群にできると言っても、他の国語や数学、小論文があまりにもできなければ、合格ラインには満たないこともある、ということです。

 

ただし、一次試験を合格するには、どの科目も得点が平均点を超えている必要があるので、英語が苦手!という人は、最低限苦手を克服しておく必要があるでしょう。

 


 

とは言えども、実際にどのくらいの英語力が平均点越えに当たるのかは大変想像しにくいと思います。

ですのであくまで参考までにですが、僕の受験当時の大体の英語力をお伝えします。

 

英検では2級を取得済み、県立高校に通っていた当時で英語は学年順位が一桁前半、クラス順位は1位ぐらいだったと思います。

 

英語は自分の中では得意科目でしたが、正直UWC受験者の中では、あまりできない方だったと思います。。。

もう卒業したし、別にいいんですけどね!

 

二次選考:英語面接

 

二次選考の英語面接では、英語のスピーキング力が見られます。(当たり前ですが)

 

ただし、英語が話せないからといって焦る必要はありません。

ここで重要なことは、英語ができなくても、会話する意欲前向きな姿勢を持つことです。

 

派遣前に英語ができなくても、UWCに行って英語を学んで、人間関係や学業で成功し、大きな学びを得ることができることは、たくさんの先輩方の前例もありますし、選考する側は十二分に理解しています。

ですので問題なのは、どの候補生UWCでの困難に立ち向かい諦めずに挑戦することができるのかということなのです。

 

つまり二次試験の英語面接では、英語の発音や正確さではなく、、”英語での総合的なコミュニケーション力”を測ろうとしているのです。

 

UWCに行くには、少なくとも、英語ができなくても会話をしようとする努力コミュニケーションを取ろうと工夫する姿勢が必要です。

 

それはつまり、、、

 

  1. 質問がわからなければ丁寧に聞き返す、または質問を確認する(I'm sorry, but could you please repeat the question?/ Was the question about ~~~?)
  2. 言いたいことが表現できなくても簡単な単語を使ってできるだけ説明する
  3. ジェスチャーを使う、表情豊かに話す笑顔)などコミュニケーションを努力をする

などの姿勢に表れます。

 

日本語面接に比べ、短く簡単カジュアルな会話の英語面接では、上記の3点のような、コミュニケーションの姿勢が見られていると言えるでしょう。

 

純ジャパの戦法!

 

それぞれの試験で何が受験生側に求められているのかわかったところで、純ジャパとしてどのような対策をして行けばいいのか、僕の使った2つの戦法を伝授したいと思います。

 

1. 英語ないがしろ戦法

 

英語ないがしろ戦法とは、一次試験のための戦法です。

『試験対策の合計時間の中で、英語の配分を少なめにする』という方法です。

 

 これには3つの理由があります。

  1. 英語力が大きく向上したところで、帰国子女に勝つことは極めて難しい。
  2. 他教科(数学など)が向上すると、全受験生の中で順位が上がる
  3. 他教科ができることで、UWC入学後の英語力の伸びの速さを期待させる。

 

つまり、純ジャパとしては英語よりも他の教科を重点的に勉強した方がお得なのです。

 

限られた勉強時間を効率的に使うことが必要なことは言うまでもありません。

その方法として、英語の勉強時間を20%ほど減らし他教科により時間を割くことで、時間を有効活用できます。

(ただし、これはあくまで僕にとって有効だった方法なので、皆さんは自分にちょうどいいバランスを探してみてくださいね。)

 

2. 単語攻め戦法

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英語を"ないがしろ"にすると言っても、言葉通り本当にないがしろにしてしまえば平均点を超えることは難しいでしょう。

 

ですので、英語の勉強時間を最大限に活用することが必要です。

そのためには、文法の他にも、単語力が欠かせない要素となってきます。

 

単語力を向上させることで、一次試験に対応できるボキャブラリーの基盤を作ることができます。

 

単語は、限られた机に向かえる時間に加えて、移動時間などの余暇時間に勉強できるので、時間の有効活用もできますね。

 

終わりに

 

海外経験がないことが、UWCに留学したい!と言う夢の実現の妨げになることはありません。

現に、UWC留学が、人生初の出国だったと言う先輩方もたくさんいます。そして、彼らの多くが元に海外で英語や他の言語を使って生活しています。

 

英語ができないから...と尻込みすることなく、UWCでいろんな経験をして成長してやる!と言う強い想いを持って挑戦してください。

 

UWCに絶対に行くという強い決意が、僕の人生に全く新しい可能性をもたらしてくれました。

 

次は、君の番だ!応援しています。

今日はこの辺で。どうも、ありがとうございました。